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声優語り 初めに 声優語り-01  川澄綾子さん 声優語り-02  桑島法子さん 声優語り-03  雪乃五月さん 声優語り-04  堀江由衣さん
投資銘柄としてのアニメ しあわせってどんなことっスか? 声優語り-05  三石琴乃さん 声優語り-06 山口勝平さん 2002年6月までに終了のTVアニメ
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●声優語り 初めに
(2002/05/26)

個人的な語りになりますが、声優さんについて語ってみたいと思います。深く追求していくと言うより、90年以降たくさん眺めているアニメを中心とした仕事から引っかかった部分から語るという形になるはずです。

導入を誰からにしようかちょっと考えてみたんです。でも、思いついたところから、かつ同じ人でも何度か書こうと思っています。(作曲家別アニメサントラ紹介とおなじように)
それと、ファンサイトやきちんとした情報ソースをきちんと確認して書くのではなく、あくまで自分の記憶で書き込むつもりなので、かなり実際と異なっている部分があるのはご了承くださいな。
 

●声優語り-01  川澄綾子さん
(2002/05/26)

 星方武侠アウトロースターの'メルフィナ'の声が川澄さんのデビューだったはず。声質は透明感のある高めな感じで、普通に10代後半の女性キャラを演じると目立つことなく埋没してしまうような気がしました。でも、幸いメインキャラとしてのデビューできたので、そうしたある種品のよい声がしっかりと印象に残りました。モノローグを小さい音量できちんとした言葉で聞こえるように表現できている点も、その時の印象として残っています。

 川澄さんが、彼女らしい演技を導き出した感じなのはNia_7の'まゆ子'だったと思います。おずおずとした部分はもともと持っている声質からもきちんと表現されていたのですが、大声を上げて怒鳴ったり叫び声を上げてもきちんと印象に残る声で表現できていましたからねぇ。むしろ、普通に落ち着いたときよりも声としての「クセ」のようなものがでてきて、その落差がある種のウリのようになっていくんじゃないかと思ったんです。
 その落差のような部分のおもしろみは、ゲートキーパーズの'ルリ子'やまほろまてぃっくの'まほろ'でもきちんと活かされていますね。おとなしい静やかな部分と勝ち気な部分とを持つキャラクターとして表現すると、きちんと差別化が図れていて川澄さんが演じているというのが分かるんです。

 ところが、おとなしい感じのキャラや勝ち気なキャラという一方によったものだと、主役キャラでない限り他の方の声とかぶって埋没してしまう印象が拭えませんでしたね。(複数のキャラの娘が主役のアニメの多くでは、私としては識別できませんでした)

 現在は、RAVEの'エリー'・ラーゼフォンの'恵'・藍より青しの'葵'といった役をやっています。結構いろいろなアニメで仕事をしているということでも分かるように、結構注目されている声優さんの一人になっているようです。

●声優語り-02  桑島法子さん
(2002/05/29)

 デビューしたての頃は、ご多分に漏れずかわいらしい女性のキャラの声を当ててたんでしょうけど、実際持つ声質は低めの落ち着いた印象を与える感じです。ちょっと高めの声を出すと堅い感じの部分が出てきて、それがいい感じのクセのようになっているような気がします。

 スレイヤーズTRYの'フィリア'の声では、うまく演じているという印象でしたが、高めで徹底して作った感じの声だったためなのか、桑島さんらしい声というのはあまり感じられませんでした。神風怪盗ジャンヌの'まろん'では、ようやく彼女らしいちょっと低めの声で、結構モノローグの多い台詞をきちんと聞かせるような感じが出てきていたような気がします。また、ビーダマン爆外伝の'しろボン'のような男の子のキャラの声もあてるようになってきたんですね。

 感情の起伏が極端なキャラの声を当てることは、不思議なことにあまりなく、むしろいったん決まったキャラの声のイメージを継続して演じるという部分が飛び抜けて目立つ感じがします。最近だと、ベイブレードの'キョージュ'・Noirの'霧香'・犬夜叉の'珊瑚'・エンジェリックレイヤーの'最'・ちょびっツの'稔'・ラーゼフォンの'久遠' と、まあ結構あるんですが、それぞれの作品を連続して見て、声を聞いてキャラクターが重なるという印象はほとんどないですね。でも、しっかりと桑島さんの声であるということは識別しやすいくらい、クセは十分ありますね。

 そういった部分が好まれているのでしょうか。ここ2年ほどかなり多くの作品で聞こえてくるようになっている声になっているようです。

●声優語り-03  雪乃五月さん
(2002/05/30)

 きこちゃん すまいる の'きこ'の声が実質的なデビューだったようです。こしゃまっくれた感じの子供をしっかりと演じていたのですが、声自体の特性はあまり感じられなかったんです。その後も、いろんな声を当ててきていたようなのですが、どうも引っかかるものがなくてねぇ…いい意味で器用なんです。確か、それいけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコの'紅葉'の声もラジオドラマで当てていた人のリリーフでTVアニメの方で登場したのですが、これまたそつなく丁寧に演じているんですよ。

 そういった声としての演じ方がうまい人って、あんまり引っかかりにくいようです。トライガンの'ミリィ'で、実はちょっと低めの、でも響く感じがる声質でが見えてきたのです。この特性がうまく使われるような役は、結局犬夜叉の'かごめ'まで待つことになってしまったんですね。かごめ役でののモノローグ(独白)のように、低めで落ち着いた感じですが言葉の一つ一つが響く感じというのは、私としてはゾクッとしますね。それは、フルメタルパニックのかなめにも同じものがありますよ。

 器用さという点が一番分かりやすいのは、エクセルサーガの'六本松'。このキャラクターはちっちゃくキャッチィな子供と落ち着いた大人びた女性の2つのアンドロイド(らしい)なんですが、同じ名前で同じ雪乃さんが演じています。ところが、同じ人が演じているとは思えないくらいなんですね。

 そういえば、犬夜叉の声の配役が発表され予告映像が流れてきていた頃でも、かごめの声を聞いて「誰?」といった電子掲示板の発言が多かったような気がするなぁ…それくらい一瞬聞いたくらいではクセがないくらい演じ方がうまい感じのようです。
 

●声優語り-04  堀江由衣さん
(2002/06/05)

 高めの丸みがかかった感じの声というのが、堀江さんの声の特性という感じでしょうか。音として高めの声というのは、どうしても硬くとかとがったような部分が目立ちやすいのですが、そういったものが不思議と感じられません。そういった特性は、高飛車に厳しくあたるような演技にはデメリットになってしまうのですが、キャラクターに雰囲気として感じさせる優しさというのを表現するには、もってこいということにもなります。
 フルーツバスケットの'透'というキャラは、振り返ってみると堀江さんの声質によってかなり深くイメージが引き出されたということになるんでしょう。でも、演じていた人にとってはただのボーっとしたキャラやあまりに嫌みにならない程度のバランスを要求されているわけですから、大変ではあったようです。

 デビューは、鉄コミュニケーションの'ハルカ'。当初は、かわいらしい声で守られているだけのお姫様のような「形」を演じていたのですが、後半になってようやく「言葉」を伝えていくような感じに変わっていったようです。でも、作品の方はちょっと物語として消化不足だったため、堀江さんの声が生かされたかとは言い難かったです。

 表情の起伏といったものをうまく表現できることを感じさせたのは、ラブひなの'なる'でしょう。もともとなるというキャラは引き込まれるように演出されているのですが、堀江さんの声によってさらに魅力的なものになったような気がします。

 でも、高い声というのは比較的かわいらしい声としても利用されているため、複数の似たような声がたくさんいるような作品になると、どうも私の感想としてはかぶってしまって埋没してしまうようです。(ファンの方にはすみません。シスタープリンセスでは聞き分けられませんでした)
 
 
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●投資銘柄としてのアニメ
(2002/06/11)

日本で作られていくアニメーションの多くは、商業用アニメーションとして市場に流通する商品として存在しています。原作やアニメを元としたマンガや小説、ドラマCDやサントラなどの音楽パッケージ、放送及び販売を目的としたアニメーション作品そのもの、キャラクターグッズやゲームソフトに、(ちょっと違いますが)同人誌などなど。いろんな形で一つのアニメーションが複数の商品として販売されていく形になっていきます。

こうした商品化という視点で見ていくと、アニメ作品というものは一種の投資銘柄としての要素を持ち合わせているといってもいいような感じです。

ハリウッドの映画などでは実際に資金調達で作品ごとのファンドが作られるようですし、日本でもゲームでようやくファンドを作ったという事例があります。アニメーション制作でも版権ビジネスから得られる収入を信託財産として、その信託財産に投資するという信託受益証券を活用した投資が開発されているとのこと。

そこで重要になっていくのが、アニメ作品に対する「目利き」のようなもの。現状では、過去の作品の評価を元に判断していることが多く、そういった評価とかけ離れた結果となるというリスクが多くなってしまいます。

困ったことに、この手の目利きというのはオタク的な視点があるということではあまり役に立つというものではないんですね。商業アニメとしての一側面しか見えないことが多く、偏りがどうしてもでてしまうんです。

まあ、投資対象としての銘柄としてアニメを見るとなると制作予算の利用のされ方とか実際の投資の回収状況などが提供されなければならないわけして、そう簡単に語れる内容ではないですね。それでも、この作品は○○が絡んでいるからある程度おもしろくなりそうだとか、その後OVA化があるとか映画化まで進むからそろそろ材料で尽くしとか、そういった感じで遊んでみるというのはできるんじゃないでしょうか。
実は新番組のチェックは、そういった視点で見ているんです…そんなに外れた感じにはなっていないと思うんですが。
 

●しあわせってどんなことっスか?
(2002/06/16)

たぶん、原作のマンガが本来もっているものと違った部分が表現されているんだろう…と思ってみていたら、実際そんな作品であったというのが「ぴたテン」(TX 日 9:30)。
天使なのに黒っぽい服を着ている美紗・人がよすぎるダメ悪魔の紫亜・妙に伏し目がちな主人公である小学生の湖太郎…素材から普通に考えると、裏に潜む暗い部分があるような気がして仕方ないんです。でも、実際放送されているアニメーションはコミカルで原作が持つ品のいい感じに仕上がっていて、素直に楽しめますね。たぶん、原作のマンガからはいったら私は拒絶反応でまくりだろうなぁ。

人が感情を持つようになることによって、天使的な部分と悪魔的な部分というのはどちらも持ち合わせざるを得なくなったということはさておいて。くっきりと明確な役割をもった天使・悪魔が登場する物語が多い中、ノー天気で湖太郎に対して迷惑をかけまくり一種の小悪魔のような天使・美紗と人がよくて何をするにも一歩引いて相手のことを考えてしまう天使のような悪魔・紫亜というキャラクター設定は、描きにくいだけに興味深く見せて頂けそうです。湖太郎や湖太郎の友達の天(テンちゃんと呼ばれているが、ほんとは「たかし」と読む)や幼なじみで湖太郎をずっと思い続けている小星もキャラとしてうまく転がっている感じです。(この作品の監督は、人間らしい部分が分かりやすく表現できるので小星が一番お気に入りらしい)
私の見立てで一番キャラとして立っているのは、やはりギャグを転がしていく源泉となる御手洗(みてらい)兄妹(大(たかし)と薫)でしょうね。

美紗が天使になるために「しあわせ」について答えを見つけることを湖太郎たち通じて表現していくというのが、たぶんこの話の主軸になるんでしょう。それは、美紗や湖太郎が徐々に変化していくことによって表現されるはずです。

それと並んで気にかかるのは、(たぶん原作ではあまり表現されることがないんじゃないかと思うんですが)紫亜を天が好きになっちゃうという部分。単に好きになっちゃうならまだいいんですが、紫亜は悪魔であることをいっちゃいましたからね。こちらも主旋律にはならないものの、どうやってちょっとやっかいなテーマを演出するのが、楽しみであります。

最近のエンタテインメントは、とかく現実にあわせた作品が多いのですが、ウソになるかもしれないけど「しあわせ」であるという部分を見せてくれるという期待を抱きつつ、注視してみたいと思ったのでありました。

●声優語り-05  三石琴乃さん
(2002/07/06)

音域は高めではありますが、テンションを高めた時には三石さんのくせのようなペタッとした感じがでてきます。落ち着いた口調になると、ほどよいざらついた感じもでてきて、かつ声自体が響いているため、比較的気づきやすい声です。

デビューした頃は、サブキャラで声質にあっていたものをそつなく演じていたようで、あんまり印象が残っていないです。表情豊かに演じられることが要求されるメインキャラをあてていくうちに、それなりに目立ってきたんじゃないかと思います。そういう意味で、美少女戦士セーラームーンの'うさぎ'というのは、代表作でもあるのでしょうし、ターニングポイントになったもののようです。

10代くらいのかわいらしいキャラの声というのは需要も多く比較的たくさんの人が必要となるのですが、20代またはそれに近い落ち着いた感じのキャラを演じられるのはどうしても少ないようです。そういった落ち着いた(姉御のような、ともいえる)キャラに対応できて、複数のパターンが演じられるようになっててきたような気がします。

剣勇伝説ヤイバの'さやか'、BLUE SEEDの'小梅'、エクセルサーガの'エクセル'など個人的には引っかかっていますが、一番おもしろく演じていると思うのがNHK教育のむしまるQゴールドの'うらら'だったりするんですね。あの極端さは、三石さんらしいと思わせるものがありますからね。
 
 

●声優語り-06 山口勝平さん
(2002/07/11)

格好いい男の人の声より、情けなかったりどこか憎めない部分がある男の子の声というのがキャラも含めて感じる印象ではないでしょうか。ちょっと高めの声で、音をのばしたときにざらついたというか微妙なふるえのようなものがあって、声としては特徴がある方ではないかと思います。

らんま1/2の'乱馬'がデビューの頃だったはず。このときのイメージの延長線上にたくさん演じたキャラがあるようで、現在放送中の犬夜叉に続くというわけです。ティーンの男の子の微妙な心理の揺れのようなものの表現は、山口さんの声では何かしっくりいくんですね。赤ちゃんと僕の'拓也'のような結構難しいと思われるものも、あまりそんなことを感じさせることなく演じていましたからね。

それらを見た後にONE PIECEの'ウソップ'のオーバーな演技を見てしまうと、同じ人が演じていると見えるかどうかは、人によって違うんじゃないかと思うくらい、違ったキャラという感じで演じてくれていますね。それでも、スッキリと整った格好いい感じのキャラは、あの声からだとどうしても崩れた笑顔が浮かんでくるようで…私としては思い浮かびませんね。
 
 
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●2002年6月までに終了のTVアニメ
(2002/07/12)

3ヶ月ごとの恒例なので、書いていきます。

○格闘料理伝説 ビストロレシピ(NHK BS2 月 18:30)
設定こそ異なるが、過去の料理(格闘)アニメの系譜を引き継いだだけの印象がある。子供向けとしてのクオリティーはある物の、可もなく不可もなくという感じで、スパイスが欲しかったなぁ…というところでしょうか。

○フルメタル・パニック!(WOWOW 火 18:30)
最近数少ないきちんとしたストーリーや設定の作品という感じ。戦闘シーンなども見応えあったし、きちんと恋愛ストーリーもおさえていたからね。安心して2クール見ることができました。

○七人のナナ(TX 木 18:00)
きちんと学園ものとしての季節感を織り込み、ナナと神近との関係やナナと分かれてでてきたナナとの関係もバランスよく表現できていたという印象です。どうしてもたくさんの女の子を登場させるとそのイメージが分散しがちになり、取っつきにくくなるのですが、その辺もうまく表現できていたでしょう。

○パタパタ飛行船の冒険(WOWOWスクランブル 土 19:30)
絵の感じも含めて懐かしい感じがするなぁ…ストーリーもかつての冒険ものの系譜を引き継いでいて、極端に上か下の年齢層に訴求しそうな作品だったかも。カリオストロの城のクラリスみたいな女の子が、ふしぎの海のナディアのジャンのようなことをやっている、と書いてしまったら言い過ぎかな?

ついでに、CSや独立U局のものも
○HAPPY☆LESSON
ゲームでは一般的なのか、女の子たちの表現がかなり一側面だけをデフォルメしているようで、いまいち設定・表現と話が空回りっぽい気がした。いずれかのキャラにはまれないと、見ていてもつまらないのでは。
○アベノ橋魔法☆商店街
突拍子もないストーリーを日常のように表現していくというのは試みとしておもしろいが、最初と最後以外はその突拍子もない話ばかりが目立って、ベースとなる設定が生きていなかった気がする。

アニメ新番組ざっと見(2002.7)
(2002/07/12)

夏の中だるみというのでしょうか…ちょっと期待はずれっぽいです。

○最終兵器彼女(ファミリー劇場(CS),CBC 火 19:00など)
映像などの表現としてのクオリティも高いのですが、表現しようとしているポイントがはっきりしていて、入り込みやすいです。どう話が進んでいくのか分かるといえば分かるのですが、それでも引き込まれる力のようなものが感じられます。

○SAMURAI DEEPER KYO(TX 月 25:55)
表現方法やベースとなる設定には魅力を感じたが、それをストーリーとして紡いでいく部分で、まだしっくりと来ていない部分があるような気がする。戦国時代を素材の一つにするのかどうかがはっきりしていないことも、その違和感の一つなのかも。

○Witch Hunter ROBIN(TX 火 25:25)
舞台設定は制作会社が得意とするものになっていてうまく表現されているが、動いているキャラがどうも無限のリヴァイアスやスクライドより輪郭がはっきりしてこない。もう少し見てみないと分からないが、このまま消化不良で終わっちゃいそうに思えるのですが…

○ドラゴンドライブ(TX 木 18:00)
クラッシュギアTやデジモンやベイブレードとあまり変わらないように見えるのは、年のせいかな?様式化されたパターンになんかスパイスのような設定があればいいのですが、それが見えなかったような気がしました。

○G-onライダーズ(WOWOW 火 18:30)
めがねッ娘をだしても、それなりに納得できる魅力的な設定や話があればいいのですが、どうも突拍子もないものをくっつけているだけという印象が強い。キャラ重視でストーリーを組んだ感じがして、主客転倒した感じが拭えなかった。まあ、キャラが可愛いからいいか…とも思えなかったんです。妙に敷居が高くって。

○ふょうちゅんドックす(TX 木 18:30)
絵的な部分で興味を持てないと、なかなか取っつきにくい印象を持ちました。犬たちの別の世界を見せるという部分に目新しさを感じないし、ただそれだけで閉じられた感じがして、凡庸(ぼんよう)におさまってしまうような…

○陸上防衛隊まおちゃん(TX 水 25:35)
ピアノだけの劇判でかわいらしい小学生がかわいらしいエイリアンと(それも国の組織の一員として)戦うという、とにかく違和感の固まりのような作品です。でも、ここまで違和感が高まっちゃうと、妙に味のように感じられるというのは、いいのか悪いのか…

○朝霧の巫女(TX 水 25:50)
広島県三次(みよし)の風景がきれいに描けている…というところはともかく、災いというべき怪物を対峙していくという分かりやすい設定に、学園ものという設定が入っていて、うまく転がればそこそこおもしろく仕上がるかも。
 
 
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