2007年TV番組BGM高使用頻度
TV番組・アニメ サウンドトラック選

 今年も、気づく範囲内でサントラのTV番組BGM利用
「ヘビーローテーション」を自分なりにまとめてみようと思います。
 サントラ発売時期が、2006年11月から2007年10月まで
いう限定をしておきます。

<TVドラマ・TV番組・映画>

今年度は、TVドラマ・TV番組・映画は該当なしです。

<TVドラマ・TV番組・日本映画の2007年の印象>
TVドラマは、ドラマ自体のヒットが昨年度以上に少なくなってしまいました。楽曲としての質が高いのですが、汎用性という点では逆に作用している感じです。
TV番組では、発表数も少ないため、とりあげにくい状況が継続している感じです。
菅野祐悟さんの楽曲を結構耳にしていて、ある種の期待感があるのですが、それをあわせるドラマ作品自体が厳しい状況ということもあり、結局取り上げていないというところでしょうか。l
日本映画は、作品数が多かったものの、サントラ自身も作品をイメージできるテーマ性のあるものが結果として登場しなかった印象です。
 

<アニメサントラ>

アニメサントラに関しては、5つ取り上げさせていただきます。

○のだめカンタービレ オリジナル・サウンドトラック
EPIC RECORDS(ソニーミュージック) ESCL 2938 2007.3.21発売
 松谷卓

映画などで定評のある松谷卓さんが、アニメサントラでもその特性をいかんなく発揮した作品といえます。
クラシックのアレンジものも映像にあわせやすくなっていましたし、キャラクターというより使われる場面をイメージしやすいリズミカルな楽曲が作られていました。

○「ひだまりスケッチ」オリジナルサウンドトラック
Lantis LACA-5631 2007.4.25発売
 菊谷知樹

比較的動きの少ない映像で構成された作品だけに、音によって場面をイメージさせる必要があり、セリフに邪魔にならずに旋律を響かせている楽曲というのは、さすがといえます。
短めの楽曲を多数作り込む大変さもありましたが、歌詞のある歌に近い旋律をインスト曲として作られているところが特徴的だったように思われます。
 

○あさっての方向。 Original Sound Track "truth"
Lantis LACA-5598 2007.1.24発売
 光宗信吉

ある種の異世界を表現するのではなく、そこにある日常風景を表現した分、ゼロの使い魔よりも使い勝手がよかった感じです。
サントラCDにつけられた「ニューエイジミュージック」に違(たが)わない、映像場面への汎用性のある楽曲が作られたという感じです。
 

○電脳コイル サントラ音楽集
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-73185 2007.5.23発売
斉藤恒芳

日本の風景にあった話をイメージさせる旋律を多く構成しつつ、電脳世界での緊張感のある世界もきちんと表現しているのは、クラシックのアレンジで自在な表現手法を確立している斉藤さんならでは、といったところでしょうか。
作品世界がかなりしっかりと構築されていると、楽曲もそれに寄り添ってしまいがちですが、それほど世界観にとらわれることなく、聴きやすいものになっています。
 

○「ハヤテのごとく!」オリジナル・サウンドトラック 1
Geneon GNCA-1123 2007.6.22発売
中川幸太郎

もともと、作品やキャラクター自体に他の作品でも似たようなイメージが出来るものが多く、きちんとそのイメージにあったものが作られています。
それよりも作品の基調であるハイソな部分を構成させるクラシックベースの楽曲が、中川さんが得意としているものだけあって、きちんと旋律を印象づけて聴かせていたことが、映像への使い勝手の良さを形成したのではないかと思います。
 

実は、のだめカンタービレとひだまりスケッチは飛び抜けて利用されたのでチョイスしやすかったのですが、新盤アニメサントラ利用自体がTV番組自体で減少方向だったため、残り3つは最後まで判断に困ったのでした。番組に偏り無く利用されている点を考慮して選びました。
次点として、天元突破グレンガラン(ANIPLEX 岩崎琢)を挙げます。作品のイメージが強く組み込まれた楽曲のため、聴いた人の印象は強いのですが、それが使われる番組(及び場面)の限定があり、次点とさせていただきました。
次点としてプリキュア5も入りそうに思われそうですが、これまでのプリキュアシリーズに混ざり合ってしまい、特徴的が楽曲が少ないので取り上げませんでした。
 

<アニメサントラ 2007年の印象>

TVアニメの制作本数が絞られたのですが、まだ漫画原作を主体とした制作状況のため、アニメ独自色の強い作品はまだ少ないです。
ただ、作品のテイストにあった作曲家への選択が、以前よりも適切になっているという印象を受けます。
アニメDVDのセールスが、かつての「売れるの3万本、売れないの5千本」から「売れるの10万本、売れないと3百本」という状況では、サントラはさらに厳しい状況にあることが分かると思います。それだけに、作品以外でも利用される可能性のあるサントラが、埋没してしまわないように願わずにはいられません。
 

 
               sh-kato
 

通常版は、今のところ17シリーズまで

作曲家別アニメサントラ紹介
 
 
1989 アニメ サントラ選 1990 アニメ サントラ選 1991 アニメ サントラ選 1992 アニメ サントラ選 1993 アニメ サントラ選
1994 アニメ サントラ選 1995 アニメ サントラ選 1996 アニメ サントラ選 1997 アニメ サントラ選 1998 アニメ サントラ選
1999 TV アニメ サントラ選 2000 TV アニメ サントラ選 2001 TV アニメ サントラ選 2002 TV アニメ サントラ選 2003 TV アニメ サントラ選
2004 TV アニメ サントラ選 2005 TV アニメ サントラ選 2006 TV アニメ サントラ選 2007 TV アニメ サントラ選 2008 TV アニメ サントラ選
2009 TV アニメ サントラ選 2010 TV アニメ サントラ選 2011 TV アニメ サントラ選 2012 TV アニメ サントラ選

 

サントラのおまけ-01
サントラのおまけ-02

ホームへ戻る