今年も、気づく範囲内でサントラのTV番組BGM利用「ヘビーローテーション」を自分なりにまとめてみようと思います。
サントラ発売時期が、2009年11月から2010年10月までいう限定をしておきます。
<TVドラマ・TV番組・映画>
今年度は、TVドラマ・TV番組・映画は該当なしです。
<TVドラマ・TV番組・日本映画の2010年の印象>
TVドラマについては、作品自体の力不足に音楽もつきあってしまったというところでしょうか。
主題歌すらヒットできない状況では、それよりもウリの弱い劇判は作品の添え物になってしまった感じです。
映画については、映像に比して音楽がそれほど強く出るものが少なくなっているように思えます。
<アニメサントラ>
アニメサントラに関しては、3つ(5枚)取り上げさせていただきます。
○ソ・ラ・ノ・ヲ・ト オリジナル・サウンドトラック
Aniplex SVWC7681 2010.3.24発売
大島ミチル
弦楽中心のオーケストレーションな音楽であり、かつ表現すべきコンセプトがしっかりしていた音楽は、
作品の持つ属性以上に汎用性のある音楽になったように思います。
○「こばと。」O.S.T.1 春のうたかた
FlyingDOG VTCL-60185 2010.2.3発売
「こばと。」O.S.T.2 桜の咲く頃
FlyingDOG VTCL-60186 2010.3.24発売
はまたけし
室内楽でこぢんまりとまとまった感じの楽曲ではありますが、それが逆に日常的な場面との親和性が高いものとなり、
使い勝手の良い楽曲に仕上がったように思います。
○「とある科学の超電磁砲」ORIGINAL SOUND TRACK "SPARK!!"
GENEON UNIVERSAL GNCA-1251 2010.1.29発売
「とある科学の超電磁砲」ORIGINAL SOUND TRACK2 "MOMENT"
GENEON UNIVERSAL GNCA-1252 2010.5.28発売
井内舞子,I've sound
I've soundらしいリズミカルな音楽でありながら、日常的な場面にも適切に対応した音楽は、
これまでのゲーム音楽っぽさから一皮むけた感じの楽曲となり、結果として汎用的な音楽に仕上がったと思います。
今年は次点は挙げません。
それくらい、使えそうなサントラがなかった状況です。
<アニメサントラ 2010年の印象>
予算が絞られてアニメ番組自体の本数が減っている状況で、音楽はより絞られて余裕のない制作状態にあるように思えます。
それくらい、パターン化された楽曲がサントラとしてつくられているように感じられます。
そんな中で、トライアルな部分がある楽曲は、それでも作品を引き付けるだけの魅力的な音楽としてつくられているのも、多少なりともあるのは救いといえそうです。
それと、サントラよりもop,edなどの主題歌やキャラクターソングに力が入っている状況は、個人的には好ましい状況とはいえないと思ったりします。
(「けいおん!!」のようにサントラ2枚出す例は、やはり少ないですからねぇ)
DVDなどのパッケージの特典として収録されるサントラが今年も多くなっていますが、「WORKING!!」のように作品自体のヒットで後日サントラCDが発売される例が、今後でてほしいものだと思ったりします。(サントラCD単独として出ないと、結局作品を気に入った人だけでその音楽がとどまってしまいますし)
sh-kato
通常版は、今のところ17シリーズまで
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