今年も、気づく範囲内でサントラのTV番組BGM利用「ヘビーローテーション」を自分なりにまとめてみようと思います。
サントラ発売時期が、2010年11月から2011年10月までいう限定をしておきます。
<TVドラマ・TV番組・映画>
今年度は、TVドラマ・TV番組・映画は該当なしです。
<TVドラマ・TV番組・日本映画の2011年の印象>
TVドラマについては、そもそもヒットが出来ていないし、ヒットしたのも家族や絆がテーマだったりと、音楽で演出を支える感じでなくなっている感じです。
今年も、主題歌すらヒットできない状況では、それよりもウリの弱い劇判は作品の添え物になってしまった感じです。
映画についても、そもそもヒットが少なく、昨年同様映像に比して音楽がそれほど強く出るものが少なくなっているように思えます。
<アニメサントラ>
アニメサントラに関しては、3つ取り上げさせていただきます。
○ OVA たまゆら オリジナルサウンドトラック
FlyingDOG VTCL-60234 2010.12.22発売
中島ノブユキ
シンプルな旋律に、優しさや懐かしさを感じる…そんな楽曲はいろんな場面にしっくりと来る感じに仕上がっていると思います。
○ TVアニメーション「WORKING!」オリジナルサウンドトラック
Aniplex SVWC7737〜7738 2011.1.26発売
MONACA(BGM)神前暁(OP,ED)
ファミレスにかかってそうな曲って、そもそも汎用な曲ばかりじゃないですよねぇ。作品のコンセプト自体が汎用性のある楽曲を導き出したという感じでしょうか。
○俺の妹がこんなに可愛いわけがない オリジナルサウンドトラック
Aniplex SVWC 7736 2011.1.12発売
神前暁
意外と日常的な場面が多かった作品でして、ポップでリズミカルな曲調が作品のコンセプトにもマッチ。神前暁さんが初めて(セルDVDの付属でない)単独のサントラCDなんですが、かなりクオリティの高いものに仕上がっています。
今年は次点を結構挙げさせてもらいます。楽曲としては良いが、販売などのタイミングをのがしたとか、予想以上に作品に楽曲がマッチングしすぎたからかなぁ…なんて思いますが。
TVアニメ『IS<インフィニット・ストラトス>』オリジナルサウンドトラック Lantis LACA-15107 2011.3.23
七瀬光
Aチャンネル おりじなるさうんどとらっく Aniplex SVWC 7770 2011.6.22
神前暁
アニメ うさぎドロップ オリジナル・サウンドトラック EPIC RECORDS
2011.8.3 松谷卓
放浪息子 オリジナルサウンドトラック Aniplex SVWC 7787 2011.8.24 MONACA
TVアニメ「神様のメモ帳」 ORIGINAL SOUNDTRACK Glory Heaven 2011.9.28 岩崎琢
湯乃鷺メモリィズ(TVアニメ「花咲くいろは」オリジナルサウンドトラック) Lantis
2011.9.28 浜口史郎
<アニメサントラ 2011年の印象>
予算の制約がだいたい決まってきてアニメ番組自体の本数がやや減っている状況で、音楽はいまだ絞られて余裕のない制作状態にあるように思えます。
映像に合わせて、音楽もそれなりに…セルCDとしてサントラを取り扱わないのはその影響かな、と思えるのですが、2011年明確にヒットしたといえる「魔法少女まどか☆マギカ」(梶浦由記)のサントラがセルBD,DVDでの発売となるなど、そうともいえない、何かサントラに対する位置づけの危うさを感じる年となりました。
魔法少女まどか☆マギカは、梶浦由記さんというサントラとして実績のある作曲家の作品であるだけに、単独でサントラ発売されないのはなんとも…グチになってしまいそうです。
それはともかくとして、アニメ作品全体として勢いを欠いているということもあって、サントラもそれに惑わされた感じがあるのか、微妙なところで次点が多かった気がします。
sh-kato
通常版は、今のところ17シリーズまで
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