今年も、気づく範囲内でサントラのTV番組BGM利用「ヘビーローテーション」を自分なりにまとめてみようと思います。
サントラ発売時期が、2018年11月から2019年10月までいう限定をしておきます。
<TVドラマ・TV番組・映画>
今年度は、TVドラマ・TV番組・映画は該当なしです。
<TVドラマ・TV番組・日本映画の2019年の印象>
TVドラマ・TV番組については、製作費が全体として低減する方向のため、カスタマイズしてつくられる音楽が減っております。
TVドラマについては、民放ドラマは、20年程度前のような飛び抜けた際立つ(目立つ)テーマ曲すらつくられず、サントラとして発表されるものも少なく、さらにあっても収録楽曲が少なめという厳しい状況となっています。
映画については、実写アニメ映画ともに際立つ作品もなく、同様にサントラもそれほど注目されづらい状況だったようです。
<アニメサントラ>
アニメサントラに関しても、該当なしです
もともと、単独のサントラとしてCD化されることなく、あってもBD-BOXの付属というのが過半を占めている状況では、なかなか他メディアでの使用がしにくい状況になってしまいます。
今年も汎用性が今一歩が多かったので次点を挙げさせてもらいます。楽曲としては良いもので、かつCD化されているというのも少なくなってしまっています。。
ロード・エルメロイII世の事件簿 魔眼蒐集列車 Grace note Original Soundtrack 梶浦由記 Aniplex SVwC
70438〜9
色づく世界の明日から SOUNDTRACK (BOX1収録)出羽良彰 ハピネット HMCH-2078
<アニメサントラ 2019年の印象>
深夜アニメの制作本数は、本年も減ることはなく、それだけ制作にかかる負担も増えるし、そのしわ寄せが放映近くに発注される音楽に結構影響を与えているという状況が、さらに悪化したという状況でしょう。1クールに平均して45本というのは数として多すぎです。
そういった制作上の制約もあるのでしょうけど、どうもアニメ作品と場面構成から見てあまり適切に楽曲のイメージの発注が適切に行われていないんじゃないか、というサントラが散見される気がします。そういった場合、サントラアルバムとして聴いてみると確かにテーマ性があるし、標準的な場面の数や楽曲のイメージはあるのですが、なんかしっくりとこないものがあります。
それはそれとして、多作であるがゆえに、ヒットしたりして認知されるアニメ作品は例年より若干少なめは継続。このあおりを受けて、まだ音楽はもう一歩という感じがしています
あと、第2シリーズなど複数つくられているものは、あまり新楽曲をつくられることはなく、つくっても追加した程度で新たな広がりを作り込むサントラという(挑戦的な)ものはないですし、意外と新規にサントラをつくられた作曲家は多いのですが、ゲームなどの既存のサントラの場面に従った程度の楽曲をつくる程度にとどまっていて、新たな驚きをもったサントラはアニメでは今年もほぼなかった気がします。
sh-kato
通常版は、今のところ17シリーズまで
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